こんにちは。今日はドイツ語の数字について学びます。
外国語を学習するときに重要だけど難しいと感じることの多い「数字 (Zahl)」について説明します。
いきなりですが、ドイツ語の数字の言い方は少し特殊です。
初めは混乱しますが、基礎をしっかりと覚えれば、ルールに従ってより大きな数字を言うことができるようになります。頑張って覚えましょう!
どんな言語でも数字はとても重要
外国語を学ぶ上で、数字をきちんと覚えることはとても大切なことです。なぜなら、数字は日常でとてもよく使われるからです。自分から数字を伝えることもあれば、聞きとりが必要な状況も多いですね。
数字をよく使うシチュエーションは買い物だと思います。会計時に合計金額をドイツ語で言われて、うまく聞き取れずに苦労する経験は良くあります。
買い物以外でも数字はよく使われます。例えば、日付や生年月日、時間、年齢、住所、電話番号などの情報には数字が多く使われます。
数字を正確に伝えたり聞き取ることができないと、色々と誤解を生む原因となってしまいます。今回、ドイツ語の数字の言い方をしっかりマスターしましょう!
ドイツ語の数字の言い方
実はドイツ語の数字の言い方は少し特殊で、慣れるまでとても難しく感じると思います。その理由は、日本語や英語の数え方と大きく異なる点があるからです。
1〜20までは単に数字を覚えていくだけなのですが、21からの言い方に特徴があります。
日本語の場合「21」は【20と1】のように、十の位を先に数えた後に、一の位を数えます。英語の場合も同様に、【20(twenty)と1(one)】というように、十の位を先に言います。
一方、ドイツ語の場合は、一の位を先に述べて、次に十の位を数えます。
例を挙げて説明しますね。
「21」は【1と20】のように数えるので、einundzwanzigと言います。
ein(1)+ und(と)+ zwanzig(20) =einundzwanzig(21)
となるのです。一の位+und+十の位という表現をします。
最初はとても混乱しますが、徐々に慣れていきましょう。
数の言い方「一覧表」
それでは一覧表を使って数字を覚えていきましょう。
まずは、 0から100までの数字を覚えて下さい。それが覚えられれば、「tausent」や「million」などと組み合わせて、大きな数字を作ることが可能です。
覚える順番は以下の通りです。
① 0〜20までの言い方を覚える
② 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100の言い方を覚える
③ 37, 55, 89, 91などの中途半端な数字の言い方を覚える
③の中途半端は数字に関しては、先に述べたように、一の位を先に述べて、次に十の位を言います。一の位と十の位は<und>で繋げます。
(例) 37・・・ sieben(7)+ und + dreißig(30) = siebenunddreißig
89・・・ neun(9)+ und + achzig(80) = neunundachzig
上記の様に組み合わせることで、100までの数字を言えるようになります。
Das-Zahl-auf-Deutsch
【100以上の数字の言い方について】
「121」の場合は【100と1と20】といったように、百の位を先に言います。十と一の位の時だけ先に一の位を言うという変化が起きます。
121・・・einhundert(100)+einundzwanzig(21) = einhunderteinundzwanzig
同様に1000以上の数字も「tausand」を使って言い表すことができます。
2039・・・zweitausend(2000)+ neununddreißig(39)=zweitausendneununddreißig
このように、大きな数字も組み合わせることで言い表せます。一覧表に載っている数字を少しずつ学んでいって下さい。
また、Million (百万) 以上の数は複数形を使用するなど、数字にも複数形を使用することがあります。最初の頃は難しいと思いますが、慣れてきたら合わせえて覚えていきましょう。
まとめ
今回は「数字の言い方」を学びました。数字は基礎が大切です!
また日常生活では、スピーキングとリスニングの両方が重要となります。「読み」「書き」だけでなく、「発音」「リスニング」を意識して勉強することが必要だと思います。
十の位と1の位が逆になる言い方は、慣れるまでは少し時間がかかります。ただ、基礎を学べば応用しやすい内容なので、小さな数字から順に習得していきましょう!!
Auf wiedersehen!!
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